『きのう何食べた？』２巻 9話 ネタバレ
２巻９話では、シロさんとケンジの出会いが描かれています。
当時付き合っていた彼、“マーちゃん”に初めて連れてもらって行った“新宿２丁目”
これがシロさんの“２丁目デビュー"だったわけですが…。
まったくモテなかったシロさん
「誰かにアプローチかけられたらどうしよう…でも、男連れだし…」
なんて、ドキドキしていましたが、
サッパリ、でした。
それまでは、女性にモテていただけで、当の男にはモテていないわけのようです。
マーちゃんと一緒に入った店を見渡すと、
周りは、短髪に髭、胸筋がくっきりのシャツや、ヒップラインが出るような、ピッチピチのデニム
ガチムチのゲイスタイルなんですね～。
自分が如何に、その場に相応しくないかが分かって、もう、シロさん早く帰りたくて仕方がない…。
そこに現れたのが、矢吹ジョーじゃなかった、“矢吹ケンジ”
ケンジだったわけですが、
ケンジに何気に褒められて、
「ちょっと、いい奴だ‼」という、印象でした。
再会は灯台下暗し
なんと、二人はご近所さんでした。
ケンジの働いている美容院に、シロさんがお客さんで行ってバッタリ！
その後、何回かデートしたそうです。
ひどい豪雨の後、ケンジの住んでいるところが床上浸水してしまって、
家電、家財も全部ダメになってしまい、引っ越ししようにもお金はないし、というのをケンジから聞きます。
シロさん、意を決しての“プロポーズ？”
シロさん「ウ、ウチ来る？」
ケンジ「え、…え～…え～～…」「…い、いいの…？」
シロさん「い、いーよ…？」
何とも初々しいやり取りで、二人の生活が始まったわけです。
毎年恒例のクリスマスメニューは、思い出の味
クリスマスディナーのメニューは、ケンジのリクエストで
❤ほうれん草入りのラザニア
❤明太子サワークリームディップとバゲット
❤鶏肉の香草パン粉焼き
❤ツナサラダ
シロさんが、「いつも同じメニューでいいのか？」と聞いても同じメニューでいいと言っているのには訳がありました。
それは、ケンジが初めてシロさんの家に行ったとき、シロさんがごちそうしてくれた思い出のメニューだったのです。
『きのう何食べた？』２巻 9話 感想
シロさんとケンジが付き合いだしたころ、一体どんなデートをしていたのかなぁ…❤と思ってしまいました。
「ゲイのモテファッション」というのが説明されていました。
やっぱり、短髪、ガチムチなんでしょうかねー…。
髪が長いとダメなんだー、といっても、“プリズンブレイク”みたいな弁護士――てのも、あまり想像できないなぁー。
定番のクリスマスメニューのラザニア、ケンジがおよばれした時、夏でしたね。
（夏場のラザニア…ι(´Д｀υ)ｱﾂｨｰ）
それが今じゃあ、クリスマスメニュー。
クリスマスくらいはいいか、と言って、シロさんにしてはかなりのハイカロリーメニューです。
でも、３年前、二人がお付き合いを始めたころは、――食べてたんですねー(*´∇｀*)
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